特別監察委員会とは何か

統計不正の監察委員会の樋口委員長は働き方改革会議の議員でもある。統計不正の監察を理由に働き方改革の推進者である樋口氏を使って労働市場改革を行うのが政府の目的だろう。統計の専門家だからというのは理由にならない

働き方改革実行計画で提言された同一労働同一賃金、高齢者の就業促進は今回の監察によって政府の労働市場改革にとって都合がいい統計手法が選択される。例えば同一労働が低いほうの賃金に合わせられる事実が隠ぺいされる等。

そしてそのような恣意的な統計手法でも今回の統計不正で生じた不信感は良識ある層がその統計に対し批判することを阻む。